様々なDMの発送方法と、それぞれのメリットとデメリット

DMは、その名の通り、特定の個人に対して直接訴求できる販売促進の手段です。送付する相手にあわせて工夫を凝らすことで、より効果を高められます。
こちらでは、DMの形状と媒体に焦点をあてたご説明をします。

【形状について】

DMといえば、まず思い浮かぶのが紙媒体のものです。
しかし、同じ紙媒体のDMでも様々な形状があり、特徴に違いがあります。形状を変えるだけで販売促進の効果にも変化が現れるため、最適なものを利用することが推奨されます。

  • 1.ペラものDM

    1枚もののDMです。「A4ペラ1」といえば、A4が1枚という意味になります。
    1枚で完結するため、届いた瞬間に中身を把握してもらえる視認性の高さが魅力的です。紙の厚みや形を変えるといった工夫もできます。コスト面でも、もっとも安価なDMと言えます。
    内容がオープンになるため、載せる情報の内容には注意が必要です。

  • 2.圧着DM

    1枚の紙を折り、特殊なノリで貼りつけたDMを指します。2つ折りだけではなく、すべて開くと6ページになるZ折りなども人気です。
    中身が隠されているため、機密性の高い情報やセール情報を送る時に適しています。チケットやクーポンを記載することも可能です。
    剥がすひと手間があり、「中身を見たい」という気持ちを刺激できます。開封率が高く反響率も伸びやすい形状です。
    しかし、雨や湿気に弱く、時期や天候によっては開けにくいため、開けずに捨てられてしまうリスクがあります。

  • 3.封入DM

    通信販売系のDMに多く、カタログやセール情報のチラシ、注文用紙など、必要なものをまとめて送ることができます。
    情報量の多さが最大のメリットです。特に、カタログはボリュームがあるため興味を引きやすく、比較的開封率も高くなります。
    一方、中身が分からないと開封の前に捨てられる可能性もあります。

  • 4.立体形状

    箱などを用いて送付します。とても開封されやすく、例えば、カタログであっても、箱で送付するだけで開封率に大きな差が出ます。
    コストがかかるため、少数のお得意様に凝ったDMを送付する場合におすすめです。

【媒体について】

DMといっても、紙をポストに入れて送る方法がすべてではありません。様々な媒体を利用して送付します。

  • 1.紙媒体

    もっとも一般的なDMです。実体のある紙を通してリアルに訴求できます。
    先ほど紹介した形状を含め、顧客にあわせた工夫をしやすい媒体です。趣味嗜好と合致すれば長く保管してもらいやすく、再読される可能性も上がります。
    1通あたりのコストは平均100円と高めです。

  • 2.電子メール

    ウェブとの連携でブランドサイトへの誘導をしやすい媒体です。また、開封の有無などを調べやすく、マーケティング上の戦略が立てやすい点もメリットです。数十万通など、大量に送付する必要があっても狙った日時に配信できるため、戦略通りの訴求ができます。
    しかし、メールそのものは開封するものの、中身までは見ずに破棄されるケースが多い媒体でもあります。

  • 3.ファックス

    主にBtoB向けの媒体として使われます。ファックスのない企業は存在しないと言って良いため、視認性が高くなります。紙媒体の30%ほどの費用で展開できる点も特徴です。
    一方で、手には取るものの内容はほとんど確認しないという企業も少なくありません。

  • 4.SMS

    携帯電話の番号に直接メッセージを送付する方法です。メールを確認しない人は多いですが、短いテキストメッセージであるSMSならほぼ全員が開封します。開封率の高さが特徴です。比較的内容を見てもらいやすい媒体でもあります。
    ファックスと同じくらいのコストで展開できますが、突然のメッセージに対して不信感を持たれる可能性もあります。

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