DM発送の代行を依頼する場合には、確認しなくてはならない点があります。
取引実績が豊富、特定業界・業種とのやり取りが多い、協力会社が多いなど、条件は様々です。これらの条件の中で最も注視するべき点は「特約」の有無です。
特約とは、ヤマト運輸や日本郵便など、DMを配達する運送会社との間で、特別単価の年間契約を結んでいる状態を指します。発送時の料金が安価というメリットの他、直接契約であるため、運送会社がDMに関する注意点を熟知しています。
特に信書の扱いを熟知している点については企業様にも大きなメリットがあります。信書を誤って宅配便で送ってしまった場合、運送会社と企業様、双方が懲役刑や罰金刑を課せられてしまいます。信書か否かの判断は難しく、発送予定のDMが信書に当てはまるか悩んでしまうご担当者様も多いでしょう。
特約を結んでいる発送会社であれば、信書についての注意点なども安心してご相談いただけます。他にも配送にかかる日数などDMの効果を高めるために気になることもダイレクトに相談できます。
次に重要な点が「実績」です。これは単純な案件の数のみを評価するわけではありません。どのような企業との取引実績があるかを確認することで、より信頼できる代行会社を選ぶことができます。
大手企業様がDM発送を外注する場合、特に外注先のセキュリティ保護レベルと信頼性を重視します。そのような企業様からいただく案件の中には、立ち入り検査を実施し、一定の基準を満たさなければ受託できないものも多数あります。受託までのハードルが高い案件の実績が豊富な会社であれば、DMに関する経験値が高いため安心して代行を依頼できます。
代行を依頼する際はどうしても料金に注目しがちです。しかし、代行会社の視点で見ると、より信用できる会社には以下のような共通点があります。
常に連絡がとれ、レスポンスが早い会社は信頼ができます。特に、速やかに連絡をとれるかどうかは、作業の進行スピードや正確さにも関わる重要な部分です。スムーズにやりとりができる企業ならば、不明点や疑問点があった場合もすぐに解決できます。
個人情報を取り扱う代行会社は、個人情報の取り扱いに精通していなければなりません。個人情報などの取り扱いに習熟している証明となるものがプライバシーマークです。取得は当然として、継続年数が長いほど信頼が置ける会社と判断できます。継続年数は、更新回数などから確認できます。
提案にはコスト削減の方法に限らず、開封率を上げるための案件内容に沿った施策の紹介なども含みます。まれに、発送直前になって「発送ができなくなった」と代行会社に取引を断られる企業様の話を聞きます。代行会社がDM便やゆうメールなどで発送できる規定をよく理解していれば起こらない話です。規定を理解し、豊富な経験にもとづく提案を自発的にしてくれる代行会社ならば信頼できます。
弊社は約800社の企業様とお取引をして、年間で3億通のDMを発送しています。様々なDMを取り扱ってきた経験を活かし、お客様のご希望を叶える的確な提案をしてDM発送をサポートいたします。