昨今、DMは50億通を超えるモンスター媒体です。従来利用されていたテレビ、新聞、雑誌、ラジオのようなマス媒体の効果が薄れてきていることから、DMを用いた販売促進が注目されています。
マス媒体は大衆を想定して情報を提供するため、ターゲットが定まらず、情報の内容があいまいになりがちです。
一方で、DMは個人に対して直接届けられるという最大のメリットがあります。法人や個人、新規顧客、既存顧客など、顧客の属性に関わらず興味を引きやすく有効です。
さらに、顧客データをもとに発送タイミングや内容の工夫、購買状態別の訴求ができることから、他の媒体に比べて高い効果を見込めます。
DMを活用している業種は数多くあります。中でも不動産や自動車販売、各種通販、企業向けDMは定期的に送付されている印象です。顧客により内容を変更できる、直接訴求できるというDMのメリットと、とりわけ相性の良い業界です。
以上に挙げた業界をはじめ、DMと相性の良い会社には、次のような特徴があります。
消耗品のように定期的に買い替えや更新が必要な商材は、該当する時期を狙いDMを送ることで購入を促せます。
DMを送る頻度が高いため、毎回同じデザインは推奨されません。顧客が飽きないように形状や色を目立たせ、関心を持たせるような工夫をします。
通販業界のクライアント様で、封筒の色を目立つ色に変えただけで、商品の注文数が短期間で急増した事例があります。ほんの少しの変化によって、効果も変わることが分かります。
このように、DMを送る際には、ABテストをして検証をすることも重要です。
自動車や住宅のように高額な商材は、購入の際に価格よりも性能が重視されます。まずは情報を集めて他の商材と比較をする方が多いです。
そのため、すぐに販売促進のDMを送るのではなく、はじめは商材に関する情報を詳細に伝えることに重点を置きます。他社製品やサービスよりも優れていることをアピールし、購買意欲が高まった頃を見計らって販売促進のDMを送る方法が有効です。
顧客の反応によって内容を変えられるメリットと相性の良いケースです。
DMは、ただ送れば良いだけの販売促進ツールではありません。より効果を高めるためには、業界やターゲット、ケースに適した内容で送付する必要があります。
弊社では、クライアント様ごとに最適なDMの発送ができるように心掛けています。DMの企画やデザインの段階から、ご依頼の内容に適したプロの専任担当者がサポートし、課題解決に努めます。
クライアント様ごとに柔軟なサービスを提供できる理由は、弊社の作業環境にあります。
一般的なDM発送代行の業者は作業現場を保有しています。作業現場を持っていたほうが融通が利くように思えますが、実際は自社工場を活かしたサービスの提案や、工場の環境保全に気をとられてしまいがちです。結果的にクライアント様の求めているサービスとは正反対のサービスが提供される場合もあります。
弊社は自社の作業現場を有していません。ご依頼内容や条件により、契約している最適な現場に作業を依頼しています。これにより、クライアント様の希望にあわせた作業が可能です。
主力となる発送を除いた作業のみ、印刷のみ、デザインのみのご依頼にも対応しております。
※弊社主観の見解です。必ずしも他社様が前出したものとは限りません。