オープン告知DMの作り方|開店前後の集客を最大化する3波設計

「新店のオープンが決まったが、周辺住民にどう告知すればいいのか」「チラシのポスティングだけで足りるのか不安」「開店直後は賑わったのに、1ヶ月後には客足が落ちてしまった」——新店オープンを控えた担当者や店舗オーナーの多くが、こうした悩みを抱えています。
オープン告知のDMは「開店日の直前に1回だけ送る」ものと思われがちですが、実は開店前後で3回に分けて送る「3波設計」にすることで、集客の立ち上がりと定着の両方を狙えます。この記事では、プレオープン招待・開店告知・開店後フォローの3波それぞれの作り方と、形状の選び方・費用の目安を解説します。

新店オープンの告知にDMが向いている理由

新店の集客は「商圏」との勝負です。飲食店・美容室・クリニック・小売店など、来店型ビジネスの顧客の多くは店舗から一定距離内に住む(または勤める)人々であり、この範囲にどれだけ「開店を知ってもらえるか」が初動を左右します。
DMがオープン告知に向いているのは、次の3点が理由です。

商圏を住所で正確に絞れる:Web広告のエリアターゲティングよりも細かく、町丁目単位で「店から徒歩圏・自転車圏」に配布対象を限定できる。
手元に残る:開店日・地図・クーポンが印刷物として残るため、「オープンしたら行ってみよう」という数日〜数週間先の行動につながりやすい。
開店前から仕掛けられる:店舗がまだ存在しない段階でも、住所リストさえあれば告知を届けられる。

新規顧客向けDMの基本的な考え方は「DMで新規顧客を獲得する方法」でも解説していますが、新店オープンの場合は「開店日」という明確な山があるぶん、送るタイミングの設計がより重要になります。

オープン告知DMは「3波設計」で組む

おすすめは、開店前後で役割の異なるDMを3回に分けて送る設計です。

時期の目安対象目的
第1波:プレオープン招待開店2〜3週間前既存顧客・関係者・優良見込み客内覧会・レセプションへの招待、口コミの起点づくり
第2波:開店告知開店1週間前〜直前商圏内の世帯・法人リスト開店日の周知、オープン記念オファーで初来店を促す
第3波:開店後フォロー開店1〜2ヶ月後第2波の対象+初来店客「行きそびれ層」の刈り取りと、初来店客の再来店促進

第1波:プレオープン招待(開店2〜3週間前)

既存店の顧客、取引先、地域の関係者など「すでに接点のある相手」に、内覧会やプレオープンへの招待状を送ります。ここでの目的は売上ではなく、開店初日からの口コミ・紹介の起点をつくることです。
招待状は「特別に招かれた」と感じてもらえる体裁が効果的で、あいさつ文を同封できる封書や、開くまで中身が見えない圧着ハガキが向いています。移転オープンの場合は、旧店舗の顧客リストへの送付を最優先にしましょう。

第2波:開店告知(開店1週間前〜直前)

3波の中心となる、商圏内への大量告知です。ポイントは2つあります。

① 商圏リストの作り方
店舗を中心とした半径や、生活動線(駅・幹線道路)を考慮したエリアで住所リストを抽出します。業種によって「どの範囲・どの属性に送るべきか」は異なるため、リスト抽出の考え方は「DMのターゲット分析」を参考にしてください。当社ではエリア・属性を指定したターゲットリストのご用意から発送まで一括で対応しています。

② 「開店日+地図+オファー」を1秒で伝えるデザイン
受け取った人がまず知りたいのは「いつ・どこに・何の店ができるのか」です。開店日・地図・店の業態が一目で分かるレイアウトにし、オープン記念クーポンなど来店の後押しになるオファーを添えます。捨てられずに冷蔵庫や掲示板に貼ってもらえるよう、視認性の高い大きめの紙面が有利です。

第3波:開店後フォロー(開店1〜2ヶ月後)

開店直後の賑わいが一段落した頃に、もう一度商圏に送ります。第2波を受け取ったものの来店しなかった「行きそびれ層」に、「まだ間に合う」きっかけを渡すのが目的です。
あわせて、初来店時に会員登録やアンケートで住所を取得できていれば、初来店客への「2回目来店クーポン」を送ることで定着を促せます。オープン告知を1回で終わらせず、この第3波まで予算を残しておくことが、開店後の失速を防ぐ最大のポイントです。

波ごとの形状の選び方

3波それぞれで、適した形状は変わります。

向いている形状理由
第1波:招待長3封書圧着ハガキあいさつ文や招待券を同封でき、「特別感」を演出しやすい
第2波:開店告知大判ハガキ紙面が大きく、開店日・地図・クーポンを1面で見せられる。封入作業が不要でコストも抑えやすい
第3波:フォロー通常ハガキ・圧着ハガキ低コストで再送しやすい。クーポン面を隠したい場合は圧着

特に第2波の開店告知は、視認性とコストのバランスから大判ハガキが定番です。仕様・料金の詳細は大判ハガキDMのページをご覧ください。

費用の目安

当社の印刷から発送まで一括のフルセットプランの場合、費用の目安は以下のとおりです(いずれも5,000部時・税別。部数により逓減し、正式なお見積りで確定します)。

仕様フルセット(印刷+宛名+発送)
はがきDM79円〜/通
圧着ハガキDM84円〜/通
A4圧着DM105円〜/通

印刷物を支給いただき発送のみをご依頼の場合は、特約ゆうメールで63円〜/通(税別・目安)からご案内できます。部数・仕様ごとの概算は料金シミュレーターでその場で確認できますので、3波それぞれの予算組みにご活用ください。
なお、ゆうメールは信書を送ることができません。招待状など内容によっては信書に該当する可能性があるため、送付内容にあわせて個別にご確認ください。

※特約ゆうメールの「63円〜/通」は、定形外郵便の規格内100g(通常190円)を弊社の特約ゆうメールで発送した場合の目安単価で、約65%減に相当します。最大サイズ36×25×3cm以内などの条件があり、内容物のサイズ・重量・部数により金額は変わります。確定金額は個別のお見積りでご案内します。

運用のポイント

逆算スケジュールを最初に引く:開店日から逆算し、第1波は3週間前着、第2波は1週間前着、と到着日ベースで計画します。制作・印刷・発送のリードタイムを見込み、開店2ヶ月前には着手するのが安心です。
第2波と第3波でオファーを変える:同じクーポンを2回送ると新鮮味が薄れます。第2波は「オープン記念」、第3波は「ご来店ありがとう/まだの方へ」と切り口を変えましょう。
効果測定の仕掛けを入れる:クーポン持参数やQRコードの読み取りで、波ごとの反応を把握できるようにしておくと、2店舗目以降の出店で精度が上がります。
小さく試すこともできる:当社は最小100通からの発送に対応しているため、商圏の一部エリアだけ先行して送り、反応を見てから範囲を広げる進め方も可能です。

よくあるご質問

Q. 商圏の住所リストを持っていなくても依頼できますか?

A. 可能です。店舗を中心としたエリアや属性を指定したターゲットリストのご用意から、印刷・発送まで一括で承ります。既存顧客リストと組み合わせた発送にも対応します。

Q. オープンまで時間がないのですが、間に合いますか?

A. 小ロットDMサービスでは、データに不備がない場合、最短3営業日での発送に対応しています(部数・仕様・時期により変動します)。まずは開店日をお知らせのうえご相談ください。

Q. 3波すべて送る予算がない場合はどうすればいいですか?

A. 優先度が高いのは第2波(開店告知)と第3波(開店後フォロー)です。告知を1回で終わらせず、開店後にもう一度送るほうが、同じ予算でも来店機会を広げやすいと言われます。

まとめ

・オープン告知DMは「プレオープン招待・開店告知・開店後フォロー」の3波設計で組むと、初動と定着の両方を狙える
・第2波は商圏リスト×大判ハガキが定番。開店日・地図・オファーを1面で見せる
・第3波まで予算を残すことが、開店後の失速を防ぐ最大のポイント
・費用ははがきフルセット79円〜/通(5,000部時・税別)が目安。発送のみなら特約ゆうメール63円〜/通(税別・目安)

メールカスタマーセンターは年間3億通の発送実績をもとに、リスト作成から印刷・発送まで一括でオープン告知DMをサポートします。開店スケジュールが決まりましたら、お早めにご相談ください。

この記事の執筆・監修

メールカスタマーセンター編集部(メールカスタマーセンター株式会社
年間3億通のDM・郵便物の発送を手がける発送代行会社として、日本郵便の特約契約にもとづく実務経験をもとに執筆・監修しています。
公開日:2026年7月22日

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