介護施設のDM集客|見学会案内と家族向け情報発信の進め方

「見学会の案内を出しても、なかなか問い合わせにつながらない」「ホームページやWeb広告を強化したが、入居検討層に届いている実感がない」「待機者リストや過去の資料請求者に、どうアプローチすればいいか分からない」——介護・福祉施設の集客担当者から、こうしたお悩みをよく伺います。
介護施設の入居検討には、他の業種にはない大きな特徴があります。それは「サービスを利用する本人」と「意思決定するご家族」が別の人物であることが多い、という点です。この記事では、この特徴を踏まえた介護施設のDM活用法を、見学会案内と家族向け情報発信の2軸で解説します。

介護施設の集客が難しい理由——意思決定者は「ご家族」

介護施設への入居は、本人の意思だけで決まることは少なく、多くの場合、離れて暮らす子ども世帯(50〜60代)が情報収集と比較検討の中心になります。ここに集客の難しさがあります。

・検討者(家族)は施設の近隣に住んでいるとは限らず、地域のチラシや看板が届きにくい
・検討期間が長く、「今すぐ」ではない層に継続的に接点を持ち続ける必要がある
・入居は高額かつ後戻りしにくい決断のため、Web広告のような瞬間的な接触だけでは信頼が積み上がりにくい

つまり介護施設の集客は、「本人向けの地域販促」と「家族向けの長期的な信頼づくり」の二層構造で考える必要があるのです。

介護施設のDM集客が有効な3つの理由

① 検討中の家族の「手元に残る」

施設選びは家族間で相談しながら進みます。紙のDMは食卓やリビングに置いておけるため、「週末に兄弟で相談する」「帰省時に本人と一緒に見る」といった場面で共有されやすい媒体です。メールやWeb広告は開いた瞬間に流れてしまいますが、パンフレットや見学会案内は検討の間ずっと手元に残ります。

② 高齢の本人にも確実に届く

デイサービスやショートステイの利用促進など、本人向けの案内では、スマートフォンやメールに不慣れな層にも郵便物なら確実に届きます。大きめの文字で読みやすく作れる点も、紙ならではの利点です。

③ 資料請求者・見学者リストを活かせる

介護施設には、資料請求・見学・問い合わせといった接点を持ちながら入居に至っていない「検討中リスト」が蓄積されています。検討期間が長い業種だからこそ、このリストへ定期的にDMを送り続けることが、空室が出たタイミングでの成約につながります。リストの整備方法はDM用リスト作成・クリーニング代行の解説記事も参考にしてください。

施策別・DM形状の選び方

介護施設のDMは、目的によって適した形状が変わります。代表的な組み合わせは以下のとおりです。

施策主な宛先適した形状
見学会・イベントの案内資料請求者・待機者の家族ハガキDM(日程と地図を大きく)
施設だより・家族向け情報発信入居者家族・検討中の家族長3封書DM(複数枚を同封)
パンフレット・料金表の送付資料請求者角2封書・A4系のDM
デイサービス等の利用案内地域の高齢者本人ハガキDM・大判ハガキ

見学会案内には「ハガキDM」

見学会や内覧会の案内は、開封の手間なく日程が目に入るハガキDMが第一候補です。「〇月〇日(土)10時〜」「予約はお電話またはQRコードから」と、日時・場所・申込方法の3点を大きく載せるのが基本です。遠方に住む家族が受け取ることを想定し、駐車場の有無やアクセスも明記しましょう。

家族向けの情報発信には「長3封書DM」

施設での暮らしぶりを伝える「施設だより」や、行事の写真・スタッフ紹介・見学会の案内状などを一緒に届けたい場合は、複数の印刷物を同封できる長3封書DMが適しています。封筒に施設名を印刷した挨拶状スタイルは、「大切な家族を預ける先」としての丁寧な印象づくりにもつながります。
なお、個別の入居案内など内容によっては信書扱いとなる可能性があります。ゆうメールでは信書を送れないため、送付内容に応じた発送方法は個別にご確認ください。

コストの目安——ハガキDMは印刷込みで1通79円〜(税別)

メールカスタマーセンターでは、印刷から宛名印字・発送までを一括でご依頼いただけます。主な料金の目安は以下のとおりです(いずれも税別・目安であり、仕様・部数により変動します。正式な金額は個別のお見積りで確定します)。

内容目安単価(税別)
ハガキDM(印刷+宛名印字+発送のフルセット)79円〜/通(5,000部時・部数で逓減)
圧着ハガキDM(同上)84円〜/通(5,000部時・部数で逓減)
発送のみ(特約ゆうメール・印刷物ご支給)63円〜/通(※)

※特約ゆうメールの単価は、定形外郵便(規格内100g・通常190円)との比較で約65%減となる目安です(最大36×25×3cm以内などの条件があります)。ゆうメールは信書を送れないため、送付内容のご確認が必要です。

当社は年間3億通の発送実績を持つ発送代行会社です。最小100通からご依頼いただけるため、「まずは待機者リスト300件だけに見学会案内を送りたい」といった小規模な施策からスタートできます。

運用のポイント——「単発」ではなく「定期便」にする

介護施設のDMは、1回送って終わりでは効果が測りにくい施策です。以下の運用を意識しましょう。

・年間スケジュール化する:季節の行事(夏祭り・敬老の日・クリスマス会)に合わせた見学会と、四半期ごとの施設だよりを組み合わせ、年4〜6回の定期接点を作る
・帰省シーズンを狙う:お盆・年末年始の前は、家族が本人と直接会って施設入居を話し合うタイミング。その2〜3週間前の到着を目安に発送する
・リストを育てる:資料請求・見学・イベント参加のたびにリストへ追加し、不着で戻った宛先は除外する。リストの鮮度がDMの費用対効果を左右します
・問い合わせ導線を複線化する:電話だけでなくQRコードからの見学予約フォームも用意し、家族世代が反応しやすい導線を作る

よくあるご質問

Q. 施設だよりの印刷物を自分たちで用意した場合、発送だけ頼めますか?

はい、可能です。印刷物をご支給いただき、封入・宛名印字・発送のみをお任せいただくプランをご用意しています。特約ゆうメールなら1通63円〜(税別・目安)で発送できます。詳しくは発送のみプランをご覧ください。

Q. 待機者リストが300件程度しかありません。少部数でも対応できますか?

最小100通から承っています。小ロットの場合、データに不備がなければ最短3営業日で発送可能です。テスト的に少数から始め、反応を見て対象を広げる進め方をおすすめしています。

Q. 入居案内の書類は信書になりますか?

特定の受取人に宛てた個別の通知文書は、内容により信書扱いとなる可能性があります。ゆうメールでは信書を送れないため、送付物の内容を確認のうえ、適切な発送方法をご案内します。判断に迷う場合はお気軽にご相談ください。

まとめ

・介護施設の集客は「本人向け」と「意思決定者であるご家族向け」の二層で設計する
・見学会案内は日程が一目で伝わるハガキDM、施設だよりなど複数同封は長3封書DMが適する
・コストの目安はハガキフルセット79円〜/通、発送のみなら63円〜/通(いずれも税別・個別見積で確定)
・単発ではなく、行事・帰省シーズンに合わせた年間スケジュールで定期的に接点を作る

メールカスタマーセンターでは、介護・福祉施設の見学会案内や家族向け情報発信のDMを、印刷から発送まで一括でご支援しています。リストの整備からのご相談も可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

この記事の執筆・監修

メールカスタマーセンター編集部(メールカスタマーセンター株式会社
年間3億通のDM・郵便物の発送を手がける発送代行会社として、日本郵便の特約契約にもとづく実務経験をもとに執筆・監修しています。
公開日:2026年7月16日

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