DMを送る時期はいつが良い?曜日・月・季節で決める到着タイミング設計
「DMはいつ送るのが一番反応が良いのか」「月初と月末、どちらに届けるべきか」「繁忙期を避けるべきか、むしろ狙うべきか」——DMの内容やデザインは決まっているのに、送る時期だけが決めきれない、という担当者は少なくありません。
DMは「何を送るか」と同じくらい「いつ届くか」が反応を左右します。この記事では、曜日・月・季節・業種別の繁忙期という4つの軸から、DMを送る時期(=届く時期)の決め方を解説します。制作から発送までの日数(納期)についてはDM発送スケジュールの解説記事で扱っているため、本記事は「戦略としてのタイミング」に絞ってお伝えします。
DMのタイミングは「発送日」ではなく「到着日」で考える
まず前提として、設計すべきは「いつ発送するか」ではなく「いつ受取人の手元に届くか」です。ゆうメールなどのメール便は、投函から到着までにおおむね数日かかります(地域・時期により変動)。「金曜日に届けたい」なら、そこから逆算して発送日を決め、さらに印刷・封入の日数を逆算して入稿日を決める——この逆算の順番が基本です。
逆算の起点になる「到着希望日」をどう決めるか。それが本記事のテーマです。
曜日で決める:受け取った後の行動から逆算する
曜日の設計は「DMを見た人に、いつ・どこで行動してほしいか」で決まります。一般に、次のような考え方がよく用いられます。
| 促したい行動 | 到着の狙いどころ | 理由 |
| 週末の来店・イベント参加(BtoC) | 水〜金曜日 | 週末の予定を立てる前に手元に届いている状態を作る |
| ECサイトでの購入・資料請求(BtoC) | 金〜土曜日 | 在宅時間が長く、じっくり読まれやすい |
| 社内での検討・稟議(BtoB) | 火〜木曜日 | 月曜は週初の処理に埋もれやすく、金曜は持ち越されやすい |
重要なのは「この曜日が正解」という一般論を鵜呑みにしないことです。同じBtoCでも、平日昼に在宅している層と共働き世帯では読まれるタイミングが異なります。曜日は仮説を立てて送り分け、反応で検証するのが確実です。
月内で決める:給料日・月初・月末のお金の流れ
購入や契約を促すDMは、受取人の「財布のタイミング」と合わせると行動につながりやすいと言われます。
・給料日直後(25日〜月初):BtoC の物販・サービス訴求の定番。可処分所得に余裕があるタイミングに合わせる
・月初:BtoBでは新しい月の業務計画を立てる時期。月内納期の提案が刺さりやすい
・月末:支払い・締め処理が集中し、BtoB・BtoCともDMが後回しにされやすい時期。急ぎの訴求は避けるのが無難
年金支給日(偶数月15日)に合わせてシニア向けDMを届ける、というのも小売・通販で古くから使われる設計です。ターゲットの収入サイクルが特定できるなら、それに合わせるのが月内タイミングの基本です。
季節・業種で決める:繁忙期の「少し前」を狙う
季節性のある商材は、需要のピークにDMを届けても遅すぎます。受取人が「検討を始める時期」、つまり繁忙期の少し前に届けるのが原則です。業種ごとの一般的な目安を挙げます。
| 業種・商材 | 需要期 | DM到着の狙いどころ |
| 学習塾・スクール | 4月入学・入会 | 1〜2月(春期講習の検討期) |
| 引越し・不動産賃貸 | 3〜4月 | 1月〜2月上旬 |
| ギフト・百貨店 | お中元7月/お歳暮12月 | それぞれ約1ヶ月前 |
| リフォーム・住宅設備 | 春・秋 | 2月・8月頃 |
| BtoB全般 | 決算期(3月・9月が多い) | 決算の2〜3ヶ月前(予算消化・新年度予算の検討期) |
逆に避けたいのは、郵便物・メール便が集中して埋もれやすい年末年始や、長期休暇でオフィスが不在になるお盆・GW直前のBtoB発送です。どうしてもこの時期に届ける必要がある場合は、形状で目立たせる(大判ハガキや圧着ハガキなど)工夫も選択肢になります。
タイミングは「テストして検証する」が最終回答
ここまで挙げた曜日・月・季節の目安は、あくまで一般論です。自社の顧客にとってのベストタイミングは、実際に送り分けて確かめるしかありません。
・リストを2グループに分け、到着タイミングだけを変えて同じDMを送る(A/Bテスト)
・QRコードやクーポンコードをグループ別に変え、反応を計測する
・反応の良かったタイミングを次回の本発送に採用する
メールカスタマーセンターは最小100通からの発送に対応しているため、小さく分けてタイミングを検証する運用が組みやすいのが特長です。計測と改善の具体的な手順はDMの改善・分析の進め方で詳しく解説しています。
タイミング検証のコストの目安
タイミングを変えた複数回発送はコストが気になるところですが、当社の特約ゆうメールなら発送のみで1通63円〜(税別・目安※)から対応可能です。印刷まで含めたフルセットでも、はがきDMで1通79円〜、圧着ハガキで84円〜(いずれも税別・5,000部時の目安。部数により逓減)となっており、いずれも個別のお見積りで確定します。
部数やプラン別の概算は料金シミュレーターでその場で確認できます。
※定形外郵便(規格内100g・通常190円)と当社特約ゆうメール63円〜/通(最大36×25×3cm以内)を比較した場合、約65%減となる目安です。なお、ゆうメールでは信書は送付できません(内容により信書扱いとなる可能性があるため、個別にご確認ください)。
よくある質問(FAQ)
Q. DMの到着日を指定できますか?
A. ゆうメールなどのメール便は配達日指定ができないため、到着希望時期から逆算した発送日の調整で対応します。地域や時期により配達日数が変動するため、余裕を持ったスケジュール設計をおすすめします。詳細はお気軽にご相談ください。
Q. タイミングのA/Bテストは何通から依頼できますか?
A. 当社は最小100通から発送を承っています。小ロットであれば最短3営業日での発送にも対応しているため、時期をずらした複数回のテスト発送も組みやすくなっています。
Q. 繁忙期(年末など)でも通常どおり発送できますか?
A. 年間3億通の発送を扱う体制で対応していますが、年末年始などの繁忙期は郵便・メール便全体の物量が増え、配達日数が延びる傾向があります。繁忙期の発送は通常より前倒しでのご入稿・ご相談をおすすめします。
まとめ
・DMのタイミングは「発送日」ではなく「到着日」から逆算して設計する
・曜日は「受け取った後の行動」、月内は「給料日などお金の流れ」、季節は「繁忙期の少し前」が基本の考え方
・年末年始やお盆前など、埋もれる・読まれない時期は原則避ける
・一般論はあくまで仮説。小ロットで送り分けて自社の正解を検証するのが最終回答
メールカスタマーセンターでは、到着時期から逆算した発送スケジュールのご提案から、タイミング検証のための小ロット発送まで一貫して対応しています。「いつ送るべきか」の段階からお気軽にご相談ください。
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