ネコポスのサイズ規定と送れないもの|規格・重量・注意点を解説

結論から言うと、ネコポスは「厚さ3cm以内・重量1kg以内・A4サイズ程度まで」を満たす荷物専用のポスト投函サービスで、わずかでも超えると原則として引き受け対象外になります。さらに現金・信書・危険物などは形状にかかわらず送れません。本記事では、サイズ規定を項目別に整理し、送れないものの具体例と超過時の実務対応に加え、発送代行の特約を使えばゆうパケットを204円〜(通常360円。条件により変動)で送れるケースがあることまで含めて解説します。数値は2026年時点の目安のため、発送前に必ず公式サイトでご確認ください。

1. 結論|ネコポスのサイズ規定は「厚さ・重量・寸法」の3点で判定

ネコポスは、ヤマト運輸が提供するポスト投函型の小型荷物配送サービスで、「厚さ3cm以内」「重量1kg以内」「縦横がA4サイズ程度まで」という3つの規定をすべて満たす荷物だけが対象です。いずれか1点でも超えると、宅急便コンパクトや宅急便など別の配送サービスへの切り替えが必要になります。加えて、現金や信書、危険物といった中身自体が送付対象外となる品目も存在し、これはサイズを満たしていても該当すれば送れません。EC担当者は「サイズ規定」と「品目規定」の両方を出荷前チェックに組み込むことが、返送・遅延トラブルを防ぐ最大のポイントです。なお本記事の数値・規定は2026年時点の一般的な目安であり、改定されることがあるため、発送前には必ずヤマト運輸の公式サイトで最新情報をご確認ください。

2. サイズ規定の詳細(厚さ・縦横・重量の目安)

ネコポスのサイズ規定は、次の4項目で判定されます。いずれも梱包資材を含めた「梱包後」の実測値で判断される点に注意してください。

項目規定の目安実務上の注意点
縦の長さ約31cm以内A4サイズを基準とした上限
横の長さ約22.5cm以内A4サイズを基準とした上限
厚さ3cm以内梱包材・緩衝材を含めた厚さで判定
重量1kg以内商品+梱包資材の合計重量

このなかで実務上もっとも超過しやすいのが「厚さ」です。商品単体では余裕があっても、プチプチや台紙、OPP袋などの梱包資材を重ねることで、合計の厚みが3cmを超えてしまうケースが少なくありません。縦横も、商品を斜めに入れたり緩衝材で膨らんだりして規定をわずかに超えることがあります。重量は上限に余裕があるものの、書籍や複数個口をまとめる場合は注意が必要です。いずれの項目も「発送直前の梱包後」に実測することが、規定超過を防ぐ最も確実な方法です。

3. ネコポスで送れないもの

ネコポスは、サイズ規定を満たしていても、中身が次のような品目に該当する場合は送れません。取扱商品がこれらに当てはまらないか、事前確認が必要です。

  • 信書:請求書や契約書など特定の相手に意思を伝達する文書は信書に該当し、宅配便では送付できません。
  • 現金:宅配便での送付対象外です。金券類も契約条件により制限がある場合があります。
  • 危険物・引火性の高いもの:スプレー缶、リチウムイオン電池を含む製品、可燃性の液体・気体などは対象外または個別条件が設けられています。
  • 生き物:動植物など生体は、ポスト投函という性質上、取り扱いの対象外です。
  • 要冷蔵・冷凍品:長時間常温にさらされる前提のため、温度管理ができず対象外となるのが一般的です。
  • 貴金属・宝石など高額品:非対面配送のため補償に制約があり、高額品の発送には向きません。

上記は代表的な例であり、詳細な範囲や例外条件は変更されることがあります。特に信書・危険物の該当可否は判断が難しいため、迷った場合は必ずヤマト運輸の公式窓口や公式サイトで確認してください。

4. サイズ超過・送れないものを送ってしまった場合の対応

サイズ規定を超過した荷物や、送付対象外の品目を含む荷物は、集荷・引き受けの段階で確認され、他の配送サービスへの切り替えを案内される、もしくは引き受け自体を断られる場合があります。契約形態によっては、超過分の追加料金が発生したり、差出人へ返送されたりするケースもあります。

出荷側の対応としては、まず梱包後のサイズ・重量を実測し、規定内であることを確認したうえで発送する運用を徹底することが基本です。万が一出荷後に超過が判明した場合は、配送会社の窓口に速やかに連絡し、指示に従ってください。トラブルを防ぐには、出荷担当者が「サイズ・重量・品目」の3点を出荷前チェックリストとして運用し、感覚ではなく実測・確認に基づいて発送可否を判断する仕組みを整えることが有効です。

5. 梱包時にサイズオーバーを防ぐコツ

サイズ規定の超過は、商品そのものより梱包資材の選び方や梱包方法が原因になっているケースが多く見られます。次のポイントで超過リスクを下げられます。

  1. 薄手の梱包資材を選ぶ:厚みのある緩衝材やダンボール台紙は避け、薄手のOPP袋やクッション封筒を使用します。
  2. 梱包後に必ず実測する:商品単体のサイズではなく、梱包が完了した状態で厚さ・縦横・重量を測定します。
  3. 同梱物を最小限にする:明細書や販促物を同梱する場合、厚みが加算されることを踏まえて枚数や紙質を見直します。
  4. 商品の向き・畳み方を工夫する:アパレル商品などは畳み方によって厚みが変わるため、規定内に収まる畳み方をマニュアル化します。
  5. 出荷前チェックの仕組み化:目視や感覚に頼らず、実測を必須工程としてオペレーションに組み込みます。

出荷件数が少ないうちは手作業でも運用できますが、件数が増えるにつれて「実測の徹底」自体が現場の負担になりやすく、チェック漏れによる返送や追加料金が発生しやすくなります。

6. 発送量が増えたら発送代行で規格チェックも自動化

ネコポスのサイズ規定は複雑ではありませんが、出荷件数が月間数百件・数千件規模になると、梱包後の実測・品目確認・ラベル発行を人手だけで正確に維持するのは容易ではありません。特に「厚さが規定を数ミリ超えていた」「同梱物の追加でサイズオーバーに気づかなかった」といったヒューマンエラーは、出荷量の増加に比例して発生しやすくなります。

メールカスタマーセンター(MCC)は、自動梱包機とWMS(倉庫管理システム)を組み合わせた発送代行サービスです。自動梱包機によって梱包後のサイズが安定しやすくなるほか、WMS上で商品マスタと配送規格を紐づけて管理することで、規格外の出荷を未然に検知しやすい体制を構築できます。加えて、日本郵便との特約により、ゆうパケット(厚さ3cm以内)を通常360円のところ204円〜でご提供しています。204円〜は数量・荷物条件が最も良い場合の料金で、適用条件は個別のお見積もりでご案内します(※2026年7月時点。条件により変動する場合があります)。最も条件が良い場合、1通あたり送料を抑えられる場合があります(削減幅は条件により異なります)。ゆうパケットは年間280万個(直近年度・当社取扱数)の発送実績があります。サイズ規定の判定に手間がかかるネコポスと、全国一律料金のゆうパケットとでは、配送スピードを重視する場合はネコポス、コストを重視する場合はゆうパケットといった使い分けのご提案が可能な場合があります(ネコポスのご提供条件は事前確認が必要です)。梱包代行も自動梱包機により1件50円(ゆうパケットサイズ・発送200円全国一律)からと、料金を公開した透明な体系が特長です。サイズ確認の負担が大きくなってきたタイミングは、発送代行の活用を検討する良い機会です。

まとめ

ネコポスのサイズ規定は「厚さ3cm以内・重量1kg以内・A4サイズ程度まで」が基本で、いずれか1点でも超えると引き受け対象外となります。加えて、現金・信書・危険物・生き物などは、サイズ条件を満たしていても送付対象外です。規定値・対象外品目は改定される場合があるため、発送前には必ずヤマト運輸の公式サイトで最新情報をご確認ください。出荷件数が増え、サイズ・品目チェックの負荷が大きくなってきた場合は、自動梱包機とWMSを組み合わせた発送代行の活用が有効な解決策になります。MCCでは、貴社の発送量や商品特性に合わせた無料見積もりを承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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よくある質問(FAQ)

質問回答
ネコポスの厚さを1〜2mm超えただけでも送れませんか?規定はミリ単位で厳格に運用されるのが基本で、わずかな超過でも引き受け対象外となる場合があります。梱包後の実測を必ず行い、余裕を持ったサイズに収めることをおすすめします。
信書に該当するかどうか判断が難しい場合はどうすればよいですか?請求書・契約書など特定の相手への意思伝達文書は信書に該当する可能性があります。判断に迷う場合は、同梱を避けるか、ヤマト運輸の公式窓口に事前に確認することをおすすめします。
サイズオーバーに気づかず発送してしまった場合、どうなりますか?集荷・引き受け時の確認で判明した場合、他の配送サービスへの切り替えを案内されたり、追加料金が発生したりする場合があります。詳細な取り扱いは契約条件によって異なるため、配送会社に確認してください。
重量1kgぎりぎりの荷物でも問題ありませんか?規定内であれば発送可能ですが、梱包資材を含めた合計重量で判定される点に注意が必要です。計量は商品単体ではなく梱包後の状態で行ってください。
サイズ・品目チェックの負担を減らすにはどうすればよいですか?出荷前チェックリストの整備に加え、自動梱包機やWMSを活用した発送代行への切り替えが有効です。規格外の出荷を仕組みで検知できる体制を整えることで、人的ミスを減らせます。なお、メールカスタマーセンターでは日本郵便との特約によりゆうパケット(厚さ3cm以内)を204円〜(通常360円。数量・荷物条件が最も良い場合の料金で、適用条件は個別のお見積もりでご案内。※2026年7月時点、条件により変動する場合があります)でご提供しており、ネコポスとの使い分けもあわせてご提案が可能な場合があります。

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※記載の料金は目安です。ゆうパケットの当社特約は税込・目安で、1cm 160円〜/2cm 176円〜/3cm 204円〜(通常250〜360円)。荷物の条件・数量・時期により変動し、最終的な金額は個別のお見積もりで確定します。

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関連:ゆうパケット・ネコポス発送代行ゆうパケットとは

この記事の執筆・監修

メールカスタマーセンター編集部(メールカスタマーセンター株式会社
年間3億通のDM・郵便物の発送を手がける発送代行会社として、日本郵便の特約契約にもとづく実務経験をもとに執筆・監修しています。
公開日:2026年7月31日

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