DM発送のみで安く|印刷込みvs発送のみ3プラン比較
「DMのコストを下げたいが、どこを削ればいいのかわからない」
「印刷とセットでないと発送だけは頼めないのでは?」
「すでに刷ってある印刷物を、発送だけ安く出したい」
DM担当者からは、こうしたコストに関するご相談を多くいただきます。
DMの費用は「印刷代」「作業代(梱包・封入・区分)」「配送代」の3つに分解できます。このうちどこを自社で持ち、どこを外注するかを見直すだけで、1通あたりの単価は大きく変わります。
本記事では、DMの依頼方法を①フルセット(印刷込み)/②持ち込み(印刷支給)/③発送のみの3プランに整理し、それぞれの単価差を可視化します。「結局どこを切り出せば一番安いのか」を、できるだけ具体的にお伝えします。
※本記事の単価はすべて目安・税別であり、最終的な金額は仕様・部数・送り方により個別見積で確定します。
DMコストは「印刷+作業+配送」に分解できる
DM発送にかかる費用は、ざっくり次の5工程に分かれます。
・印刷(本紙の印刷・加工)
・梱包(資材手配・仕分け準備)
・封入/圧着(封筒詰め・圧着加工)
・区分(郵便区分・バーコード付与)
・配送(郵便局への差出・配送料)
このうち前半の「印刷」は、ネット印刷など外部で安く調達できる工程です。一方、後半の「区分+配送」は、郵便局との大口契約(特約)を持つ事業者ほど安くなる工程で、ここが発送代行の腕の見せどころになります。
つまり「印刷は自分で安く調達し、区分+配送だけ特約に乗せる」と、ムダなく単価を下げられます。これが本記事の結論の骨格です。
3つの依頼プランと単価の考え方
メールカスタマーセンターでは、お客様がどの工程まで自社で持つかに応じて、依頼範囲を3プランに分けてご提案しています。
①フルセット(印刷込み)|まるごとお任せ
印刷+梱包+封入+区分+配送をワンストップで承ります。手間は最小ですが、印刷代が単価に含まれるため、3プランの中では1通あたりが最も高くなります。デザインデータだけ用意すれば、あとは差出まで一括対応します。
②持ち込み(印刷支給)|刷り上がりを支給して作業+発送
印刷物をお客様にご支給いただき、梱包+封入+区分+配送を承ります。他社のネット印刷で刷った印刷物の持ち込みも可能です。印刷を安く調達できる場合、フルセットより単価を抑えられます。封筒や同梱物のご支給にも対応します。
③発送のみ|区分+配送だけを切り出す(最も安い)
封入・封緘まで済んだ状態でお預かりし、区分+配送のみを承ります。大口割引(特約)が最も効くため、3プランの中で1通あたりが最安になります。すでに完成しているDMを「安く出すだけ」したいケースに最適です。
詳しい条件は 発送のみプラン(ship-only) のページで整理しています。
単価差を可視化|同じDMでもプランで変わる
同じ仕様のDMでも、どこまで自社で持つかで1通あたりの目安単価は変わります。代表的な3仕様を例に、3プランの単価レンジ(目安・税別)を並べると次のようになります。
| 仕様 | ①フルセット | ②持ち込み | ③発送のみ |
|---|---|---|---|
| 圧着ハガキDM | 79円〜 | 72円〜 | 63円〜 |
| A4圧着DM | 89円〜 | 80円〜 | 70円〜 |
| 角2封書DM(A4封入) | 220円〜 | 180円〜 | 150円〜 |
※上記はすべて目安・税別です。最小ロット・部数・可変印字・同梱点数などの条件で変動し、最終金額は個別見積で確定します。確定単価ではありません。
注目すべきは、同じ圧着ハガキでもフルセットと発送のみで1通あたり16円前後の差が出る点です。1万通なら16万円規模の差になります。「印刷は別ルートで安く、発送のみをMCCに」という切り分けが効くのはこのためです。
ご自身の条件での概算は 料金シミュレーター で、仕様・プラン・部数を入れて試算できます。
「印刷+発送セットは本当に安い?」を疑う
ネット印刷の多くは「印刷+発送」をバンドルで提供しています。一見ワンストップで便利ですが、発送料が印刷側の標準料率に乗っているため、大口割引のうまみが薄まっていることがあります。
とくに発送通数が多い場合、配送工程だけを大口特約に切り出したほうが安くなるケースは珍しくありません。メールカスタマーセンターの特約ゆうメールは、定形外(規格内)100g 通常180円に対し63円〜/通(最大36×25×3cm以内)で、約60%減が目安です(※)。
「印刷はバンドルで刷り、発送だけ切り出してMCCへ」——この組み合わせが、バンドル強制よりトータルで安くなる典型パターンです。特約ゆうメールの仕組みは 特約ゆうメールとは で詳しく解説しています。
送り方でもコストは変わる
同じDMでも、どの送り方を選ぶかで単価は変わります。代表的な選択肢を整理します。
| 送り方 | 向いているもの | 信書 | コストの目安 |
|---|---|---|---|
| ゆうメール(特約) | カタログ・冊子・圧着ハガキ等の印刷物 | 不可※ | 63円〜/通(税別・目安) |
| 広告郵便 | 規定数以上の同一内容DM | 可※ | 割引適用で低減 |
| ゆうパケット | 厚みのある小型商品・サンプル | 不可 | 160円〜/個(税込) |
※表内の価格について:ゆうメール・広告郵便は税別の目安、ゆうパケットのみ税込の目安単価です(混在にご注意ください)。いずれも仕様・部数で変動し、個別見積で確定します。
※信書欄の表記について:「可※」は条件付きで可、「不可※」はゆうメールで信書を送れないことを表します。いずれも内容により信書扱いとなる可能性があり、同送物がある場合は事前確認が必要です。送付物の内容ごとに判断が分かれるため断定はいたしません。迷う場合はご相談ください。
厚みのある商品やサンプルを追跡付きで送りたい場合は、ゆうパケット(1cm 160円〜/2cm 176円〜/3cm 204円〜、いずれも税込・目安、最大約40%減)も選択肢になります。詳しくは ゆうパケットとは をご覧ください。
コストを下げる4つの実践ポイント
最後に、DMの単価を下げるために調整できる要素をまとめます。
①依頼範囲を絞る:印刷を安く調達できるなら、発送のみ・持ち込みに切り出す。
②発送通数をまとめる:部数が増えるほど大口割引が効き、1通あたりが下がる。
③形状・送り方を見直す:定形外をゆうメールに、厚物をゆうパケットに最適化する。
④納期に余裕を持つ:繁忙期や急ぎ対応を避けると、無理のない料率で発送できる。
どこを削れるかは、現在の仕様・部数・送り方によって変わります。明細をいただければ、コストを抑えた進め方をご提案します。
関連して、DM発送代行の総合ページ では仕様別のプランを一覧でご確認いただけます。
まとめ
・DMコストは「印刷+作業+配送」に分解でき、切り分けで単価が変わる
・依頼は①フルセット/②持ち込み/③発送のみの3プランで調整できる
・印刷を安く調達し、区分+配送だけ特約に乗せる「発送のみ」が最安になりやすい
・「印刷+発送セット」は大口割引が薄まる場合があり、切り出しが効く
・送り方(ゆうメール/広告郵便/ゆうパケット)でも単価は変わる
※本記事の単価はすべて目安です。ゆうメール系は税別、ゆうパケットは税込で表記しています。最終金額は仕様・部数・送り方により個別見積で確定します。
「自社のDMはどこを切り出せば安くなるのか」を具体的に知りたい方は、明細をお手元にお気軽にご相談ください。
※「約60%減」は、定形外郵便(規格内)100g 通常180円を、当社特約ゆうメール 63円〜/通(最大36×25×3cm以内)と比較した目安です。サイズ・重量・部数等の条件により異なります。
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