角2封筒DMの活用|A4カタログを折らずに届ける発送術
「A4カタログを折らずにきれいな状態で届けたい」「カタログにチラシや申込書も同梱したいが、何をどこまで入れてよいのか分からない」「厚みや重さで発送費が跳ね上がらないか不安」——カタログDMの担当者からよく伺うお悩みです。
A4カタログの郵送で定番となるのが角2封筒(240×332mm)のDMです。この記事では、角2封筒DMならではの「同梱設計」の考え方と、見落とされがちな「重量とコストの関係」を、年間3億通の発送を扱うメールカスタマーセンターの実務目線で解説します。
カタログ発送に角2封筒DMが選ばれる理由
角2封筒はA4サイズ(210×297mm)がそのまま入る封筒です。カタログDMで選ばれる理由は大きく3つあります。
・A4を折らずに送れる:カタログ・会社案内・パンフレットを折り目なしで届けられ、印刷物の品質をそのまま活かせる
・複数の印刷物を同梱できる:カタログ本体に送付状・チラシ・申込書などを組み合わせ、1通で「読ませて動かす」構成が作れる
・中身が見えない:透明のOPP袋と違い、開封するまで中身が分からないため、送付状で「開けた瞬間の体験」を設計できる
つまり角2封筒DMの本質は「A4が入る大きい封筒」ではなく、複数の同梱物で1つのストーリーを組み立てられる器であることです。仕様・料金プランの詳細は角2封書DMの発送代行ページにまとめていますので、本記事では「どう設計するか」に絞って解説します。
同梱設計の基本|「カタログ+送付状+反応装置」の3点セット
カタログを1冊だけ封入して送る、というケースは実は少数派です。反応を取るためのDMでは、同梱物それぞれに役割を持たせて組み合わせます。基本は次の3点セットです。
| 同梱物 | 役割 | 設計のポイント |
| 送付状(A4ペラ) | 開封直後に「なぜ届いたか」を伝える | 一番上に封入。宛名バリアブル印字で「自分宛」感を出す |
| カタログ本体 | 商品・サービスの詳細を伝える主役 | ページ数と用紙が重量を左右(後述) |
| 反応装置(申込書・クーポン・QRチラシ) | 行動を促す | 「〇月〇日まで」など期限を明記。1点に絞ると迷わせない |
同梱物を増やすときの判断軸
「せっかく送るなら」とチラシを何枚も追加したくなりますが、同梱点数を増やすほど、①封入作業の工程(=作業費)が増える、②重量が増えて発送費の区分が上がる可能性がある、③メッセージが分散して反応装置が埋もれる——という3つのコストがかかります。
迷ったら「この1枚は受け取った人の行動を変えるか?」を基準に絞り込むのがおすすめです。なお、封入点数が変わったときの費用感は料金シミュレーターで条件を変えながら概算を比較できます。
重量とコストの関係|カタログDMは「グラム単位の設計」が効く
ハガキDMと違い、角2封筒のカタログDMは中身の重さ・厚みで発送費が変わるのが最大の特徴です。ゆうメールで発送する場合、規格(最大36×25×3cm・1kg以内)に収まることが前提となり、さらに重量帯によって1通あたりの運賃が変わります。つまり、カタログの仕様を決めた時点で発送コストの大枠が決まってしまうということです。
重量を左右する主な要素と、企画段階で見直せるポイントは以下のとおりです。
| 重量を左右する要素 | 見直しのポイント |
| カタログのページ数 | 全商品掲載の総合版ではなく、ターゲット別のダイジェスト版に絞れないか |
| 用紙の斤量(厚さ) | 本文用紙を一段軽い斤量に変えるだけで、部数分の総重量が大きく変わる |
| 同梱チラシの枚数 | 役割が重複する1枚を削れないか(前述の判断軸) |
| 封筒自体の紙質 | 中身が厚い場合はクラフト等の軽い封筒も選択肢 |
特に数千〜数万部の発送では、1通あたり数グラムの差が総額に効いてきます。「デザインが確定してから発送費を見積もったら想定を超えていた」という事態を避けるため、企画の早い段階で重量帯の目安を発送代行会社に相談しておくことをおすすめします。DMの費用がどの工程で発生するかはDM費用の内訳を解説した記事で詳しく整理しています。
発送コストの目安|特約ゆうメールで63円〜/通
角2封筒DMは定形郵便に収まらないため、通常の郵便では定形外料金となります。一方、メールカスタマーセンターでは日本郵便との特約により、ゆうメールを1通63円〜(税別・目安)でご案内しています。定形外郵便(規格内100g・通常190円)との比較では約65%減(※)となり、重量のあるカタログDMほど差額のインパクトが大きくなります。
※弊社特約ゆうメール63円〜/通と定形外郵便規格内100g(190円)を比較した場合の目安。ゆうメール最大サイズ36×25×3cm以内等の条件があります。
なお、料金は部数・重量・仕様により変動するため、上記はあくまで目安です。印刷から封入・発送までのプラン別料金はDM発送代行の料金ページをご覧ください。確定金額は個別のお見積りでご案内します。
運用のポイント
・信書の扱いに注意する:ゆうメールでは信書を送ることができません。請求書や個別の契約案内など、同梱物の内容によっては信書扱いとなる可能性があるため、同梱設計の段階で個別にご確認ください。
・印刷物の支給もOK:カタログを他社のネット印刷などで刷って支給いただき、封入・発送だけを依頼する形も可能です。すでに在庫があるカタログの活用にも向いています。
・小ロットのテストから始める:最小100通からの発送に対応しているため、まずセグメントを絞って反応を確かめてから本発送に進む運用が低リスクです。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 角2封筒には何点まで同梱できますか?
A. 物理的にはゆうメールの規格(最大36×25×3cm・1kg以内)に収まる範囲で複数点の同梱が可能です。ただし点数が増えると封入作業費と重量が増すため、役割の重複する同梱物は絞り込むことをおすすめします。
Q. カタログは自社で用意したものを使えますか?
A. はい、支給いただいたカタログの封入・発送のみのご依頼も可能です。印刷から一括でのご依頼にも対応しています。
Q. 角2封筒DMはいくらで送れますか?
A. 特約ゆうメールで1通63円〜(税別)が目安です。重量・部数・封入点数により変動するため、確定金額は個別のお見積りでご案内します。
まとめ
・角2封筒DMはA4カタログを折らずに送れ、複数の同梱物で「読ませて動かす」構成を作れる
・同梱物は「カタログ+送付状+反応装置」の3点セットが基本。増やすほど作業費・重量・訴求の分散というコストがかかる
・カタログDMは重量で発送費が変わるため、ページ数・斤量・同梱枚数を企画段階から設計する
・特約ゆうメールなら1通63円〜(税別・目安)。確定金額は個別見積で確認を
カタログの重量を踏まえた仕様のご提案から、封入・発送までワンストップで対応しています。企画段階のご相談もお気軽にメールカスタマーセンターまでお寄せください。
この記事をシェアする
士業のDM開拓|税理士・行政書士の顧問先を増やすBtoB DM活用法
コラム一覧合格通知・入学案内の発送実務|確実性が最優先の学校DM
コラム一覧