ゆうパックのサイズ・料金早見表|地帯別の送料

はじめに

結論から言うと、ゆうパックは荷物の「サイズ区分(3辺合計)」と「発送元・届け先の地帯(距離)」の組み合わせで料金が決まる、日本郵便の代表的な宅配便サービスです。ゆうパケットのように全国一律に近い料金体系ではなく、大きさと距離の両方が送料に影響する点が特徴とされています。本記事では、サイズ区分・地帯別の料金の目安、ゆうパケットとの使い分け、発送代行の活用法までBtoB・EC事業者向けに解説します。特に法人向けには、大口特約でゆうパック60サイズが東京発〜中国・四国エリアで400円〜になるケースなど、公表運賃だけでは見えてこない料金圧縮策も踏み込んで紹介します。

1. 結論:ゆうパックはサイズ×地帯で料金が決まる宅配便

ゆうパックは、日本郵便が提供する宅配便サービスで、全国の一般家庭・企業宛てに荷物を届けられる点が特徴です。料金は主に「サイズ区分(縦・横・高さの3辺合計)」と「発送元・届け先の地帯(都道府県間の距離帯)」の組み合わせによって変動する仕組みが基本とされています。重量にも上限が設けられており、規格を超える荷物は取り扱いができません。

ゆうパケットなどの小型・薄型商品向けサービスと異なり、ある程度の大きさ・重量がある商品や、複数個口をまとめて送りたい場合に選ばれることが多い配送手段です。次章では、サイズ区分と地帯別の料金の目安を早見表として整理します。

2. サイズ区分の早見表(2026年時点の目安)

以下は2026年時点の目安としてのサイズ区分早見表です。実際の区分・金額は改定される可能性があるため、発送前には必ず日本郵便公式サイトで最新の情報をご確認ください。

サイズ区分(3辺合計の目安)想定される荷物の例備考
60サイズ程度小型の雑貨・アクセサリー・書籍数冊などゆうパックの中でも小さめの区分
80〜100サイズ程度衣類・靴・中型の家電小物などEC事業者の発送で比較的多い区分帯
120〜160サイズ程度まとめ買い商品・大型の雑貨・複数個口の同梱など重量上限にも注意が必要な区分
170サイズ以上大型商品・重量物取り扱い可否や別サービスの検討が必要な場合あり

※上記はサイズ区分の考え方を示す目安の整理であり、具体的な金額を断定するものではありません。区分の呼称や上限値は変更される可能性があるため、最新のサイズ区分・重量上限は必ず日本郵便公式サイトでご確認ください。

サイズ区分は3辺(縦・横・高さ)の合計値で決まるのが基本的な考え方とされているため、梱包箱の選び方次第で区分が1段階変わることがあります。特にEC事業者では、商品ごとに使用する箱のサイズをあらかじめ標準化しておくことで、区分をまたいで料金が上振れするリスクを抑えやすくなります。

3. 地帯別の料金早見表(2026年時点の目安)

ゆうパックの料金は、サイズ区分に加えて「発送元と届け先の地帯(距離帯)」によっても変動する仕組みが基本とされています。以下は地帯の考え方を示す目安です。

地帯の考え方(目安)料金への影響の傾向備考
同一都道府県内・近隣地帯比較的安価な帯になりやすい発送元との距離が近いケース
中距離の地帯近隣地帯よりやや高い帯になりやすい本州内の中距離移動など
遠距離・離島を含む地帯比較的高額な帯になりやすい北海道・沖縄・離島宛てなど距離が大きいケース

※地帯区分・料金の傾向はあくまで一般的な目安であり、具体的な金額や地帯の境界を示すものではありません。地帯表・料金表は改定される可能性があるため、必ず日本郵便公式サイトの最新情報をご確認ください。

全国に配送するEC事業者にとっては、同じサイズの荷物でも届け先の地帯によって送料が変わる点を踏まえて、送料設定や送料無料ラインを検討する必要があります。特に遠距離・離島宛ての比率が高い事業者は、地帯による料金差を考慮した価格設計や、配送コストの平準化策(送料一律化のための原価計算など)を検討しておくと、利益率のブレを抑えやすくなります。

4. ゆうパックの料金表|サイズ別の料金一覧(関東発)

ゆうパックの料金は、荷物のサイズ(縦・横・高さの合計)と、差出元・あて先の地域で決まります。サイズは60・80・100・120・140・160・170の7区分で、3辺合計170cm以下・重さ25kgまでが対象です(日本郵便)。

下の表は、関東から発送する場合の運賃です。日本郵便の「ゆうパック運賃等早見表」(2026年10月1日現在)から、持込割引(1個120円)を適用した後の金額を転記しています。金額はすべて税込です。

サイズ(3辺合計)県内北海道東北・関東・信越・北陸・東海近畿中国・四国九州沖縄
60サイズ(60cm以下)720円1,430円850円970円1,150円1,430円1,480円
80サイズ(80cm以下)1,030円1,760円1,200円1,320円1,460円1,760円1,870円
100サイズ(100cm以下)1,360円2,100円1,530円1,660円1,840円2,100円2,360円
120サイズ(120cm以下)1,690円2,450円1,890円2,010円2,170円2,450円2,740円
140サイズ(140cm以下)2,040円3,100円2,480円2,640円2,810円3,100円3,310円
160サイズ(160cm以下)2,380円3,490円2,880円3,010円3,180円3,490円3,700円
170サイズ(170cm以下)2,940円4,850円3,560円4,380円4,550円4,850円5,750円

※関東発・持込割引適用後・税込、2026年10月1日現在。持込割引を使わない場合は、表の金額より1個あたり120円高くなります。差出元が関東以外の場合は、日本郵便の運賃表で差出元を選んでご確認ください。重さが25kgを超え30kg以下の重量ゆうパックは、上表に620円が加算されます。

サイズは3辺の合計で決まり、60cmを超え80cm以下なら80サイズの運賃が適用されます。区分をまたぐと、関東発の県内あてでも720円から1,030円へ上がります。箱を選ぶ段階で、サイズが送料に直結します。

5. ゆうパック80サイズの料金はいくら?

80サイズ(3辺合計が60cmを超え80cm以下)の運賃は、関東発・持込割引適用後で、県内1,030円から沖縄1,870円までです(税込、2026年10月1日現在)。あて先の地域によって次のように変わります。

あて先(関東発)割引なし(基本運賃)持込割引後スマホ割後
県内1,150円1,030円970円
北海道1,880円1,760円1,700円
東北・関東・信越・北陸・東海1,320円1,200円1,140円
近畿1,440円1,320円1,260円
中国・四国1,580円1,460円1,400円
九州1,880円1,760円1,700円
沖縄1,990円1,870円1,810円

※金額は税込・2026年10月1日現在。「持込割引後」は日本郵便の運賃表の金額です。「割引なし」と「スマホ割後」は、日本郵便が案内する割引額(持込割引120円、ゆうパックスマホ割180円)から計算した目安です。スマホ割は、郵便局アプリで作成したラベルをクレジットカードの事前決済で使う場合のみ対象で、持込割引とは併用できません。

日本郵便の「ゆうパック・箱」には、80サイズ(外寸26.5×35×18.5cm)が160円(税込)で用意されています(2026年10月1日現在。在庫は店舗により異なります)。

6. ゆうパックの送料を安くする方法(日本郵便の割引)

日本郵便が案内している割引は次のとおりです。条件を満たすと、1個あたり60円から180円、または運賃の10%が下がります(2026年10月時点)。

割引金額主な条件
ゆうパックスマホ割1個180円郵便局アプリで作成したあて名ラベルを使う。クレジットカードの事前決済で作成した送り状の場合のみ
持込割引1個120円郵便局またはコンビニなどのゆうパック取扱所に持ち込む。運賃の支払いは現金のみ
郵便局受取割引1個100円発送時に、受取場所として郵便局を指定する(ゆうパックスマホ割のアプリのみ)
同一あて先割引1個60円1年以内に発送したゆうパックの「ご依頼主控」を添えて、同じあて先に差し出す(着払は対象外)
複数口割引1個60円同じ種類・あて先の荷物を同時に2個以上差し出す(着払は対象外)
継続利用割引運賃の10%前月までの1年間に10個以上利用した場合、翌月から適用

併用には制限があります。ゆうパックスマホ割は、持込割引・同一あて先割引・複数口割引と併用できません。郵便局受取割引と継続利用割引は同時に適用できます。

割引のほかに、サイズを1区分小さくする梱包の見直しも効果があります。厚さ3cm以内・1kgまでの小さな荷物なら、ゆうパケットは全国均一の360円(税込)です(ゆうパケットの料金と厚さ別の考え方)。

発送個数が多い法人の方は、日本郵便の「ビジネス向けゆうパック」や、当社の大口特約(個別見積もり)も比べてみてください。

7. サイズを1区分抑えるための梱包の考え方

ゆうパックはサイズ区分による料金差が大きいため、梱包を工夫して1区分でも小さくできれば、送料コストの削減につながりやすくなります。以下は代表的な考え方です。

  • 商品に対して余白が大きすぎる箱を避け、商品サイズに近い規格の箱を選定する
  • 緩衝材を必要最小限にとどめつつ、破損リスクとのバランスを取る
  • 複数商品を同梱する場合は、平置き・縦置きなど梱包姿勢を変えることで3辺合計を抑えられないか検討する
  • 商品ラインナップごとに標準梱包資材をあらかじめ決めておき、出荷担当者ごとの判断のばらつきをなくす

ただし、梱包を小さくしすぎると型崩れや破損のリスクが高まるため、商品特性に応じた適切なバランスを取ることが重要です。梱包規格の見直しは、出荷件数が多いほど月間の送料合計への影響が大きくなるため、定期的に自社の梱包ルールを点検することをおすすめします。

8. ゆうパケットなど他の配送手段との使い分け

ゆうパックは幅広いサイズ・重量に対応できる配送手段ですが、すべての商品に最適というわけではありません。以下は他の主な配送手段との使い分けの目安です。

配送手段向いている商品・状況
ゆうパックサイズ・重量が一定以上の商品、補償を付けたい商品、全国配送が必要な商品
ゆうパケット厚さ・重量が規格内に収まる小型・薄型商品、送料を抑えたい薄物
宅急便等の一般宅配便ゆうパックと近いサイズ帯で、既存の契約運送会社を統一したい場合
メール便・ポスト投函サービス書類・薄手の印刷物など、対面受け取りが不要な小型商品

商品カテゴリーが多いEC事業者では、1つの配送手段に統一するのではなく、商品のサイズ・重量・単価・配送先に応じて複数の配送手段を使い分けるのが基本的な考え方です。ただし、使い分けを手作業で行うと、出荷担当者の判断ミスや作業時間の増加につながりやすい点には注意が必要です。

9. 発送量が増えたら発送代行で自動化という選択肢

ゆうパックのサイズ区分・地帯を意識した梱包や配送手段の使い分けは、発送件数が少ないうちは手作業でも対応できます。しかし、月間の出荷件数が増えてくると、以下のような課題が発生しやすくなります。

  • 商品ごとに最適な梱包サイズ・配送手段を都度判断する手間が増える
  • サイズ区分を1つでも抑えるための梱包作業に人手がかかり、出荷スピードがボトルネックになる
  • 配送方法ごとの伝票発行・追跡番号管理が煩雑になる
  • 発送量が増えても、自社単独では料金交渉の余地が少ない

こうした課題を解決する選択肢の一つが、発送代行サービスの活用です。メールカスタマーセンター(MCC)では、自動梱包機やWMS(倉庫管理システム)を活用し、商品ごとに適した梱包サイズを自動で判定・処理することで、ゆうパックを含む小口配送から大口配送まで幅広く対応しています。日本郵便との大口特約により、自社単独での契約よりも有利な配送条件を実現しやすい点も特徴です。商品特性や出荷量の増加フェーズに応じて、最適な配送手段の選定から梱包・出荷までを一括で任せられるため、出荷業務の属人化を防ぎながら発送コストの最適化を図りたい事業者に適しています。

ゆうパックのコストを下げる、メールカスタマーセンターの料金圧縮策

メールカスタマーセンターでは、宅急便・飛脚宅配便・ゆうパックの大手3社に加え、西濃運輸・福山通運の路線便、チャーター手配まで幅広く取り扱っており、荷物のサイズ・地帯・数量に応じて有利な配送手段を組み合わせてご提案できます。

たとえばゆうパック60サイズは、東京発〜中国・四国エリアで400円〜でご案内できる場合があります。400円〜は一定の条件を満たす場合の料金で、荷物条件・数量により異なります(※2026年7月時点。条件により変動する場合があります)。日本郵便の基本運賃(同区間・60サイズ 1,270円、持込割引を使うと1,150円・2026年10月1日現在)と比べて送料を抑えられる場合がありますが、すべての荷物で同様に抑えられるとは限りません。実際の適用可否は荷物の形状・数量・発送頻度によって個別に決まるため、見積もり時にご確認ください。

また、サイズ区分に収まらない小型の荷物には、ゆうパケット特約204円〜(厚さ3cm以内・通常360円。適用条件は個別見積もり)との組み合わせもご提案可能です。荷物サイズごとに使い分けることで、配送コスト全体の圧縮が見込めます。

まとめ

ゆうパックは、サイズ区分と地帯(距離帯)の組み合わせによって料金が決まる、日本郵便の代表的な宅配便サービスです。梱包箱の選定や梱包姿勢の工夫によってサイズ区分を1段階抑えられれば、送料コストを削減できる可能性があります。ただし、サイズ区分・地帯区分・料金は改定される可能性があるため、発送前には必ず日本郵便公式サイトで最新情報を確認しましょう。また、商品のサイズ・重量・配送先によっては、ゆうパケットなど他の配送手段のほうが適している場合もあるため、商品特性に応じた使い分けも検討することが大切です。

発送件数が増え、サイズ区分の管理や配送手段の使い分けに工数がかかってきたと感じたら、発送代行サービスの活用も検討してみてください。メールカスタマーセンターでは、自動梱包機・WMSによる効率的な運用と、大口特約による配送コストの最適化をワンストップでご提案しています。まずは無料見積もりで、自社の発送量に対してどの程度のコスト効果が見込めるか、お気軽にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

質問回答
ゆうパックの料金はどこで正確に確認できますか?料金はサイズ区分・地帯・重量などによって変動するため、必ず日本郵便公式サイトの最新の料金表でご確認ください。本記事の早見表はあくまで2026年時点の目安です。
サイズ区分は何で決まりますか?一般的に荷物の縦・横・高さの3辺合計で区分が決まる考え方が基本とされています。正確な基準・上限値は日本郵便公式サイトでご確認ください。
ゆうパックとゆうパケットはどう使い分ければよいですか?厚さ・重量が規格内に収まる小型・薄型商品はゆうパケット、それを超えるサイズ・重量の商品や補償を付けたい商品はゆうパックが向いているとされています。商品特性に応じて使い分けることをおすすめします。
遠方への発送は送料が高くなりますか?発送元と届け先の地帯(距離帯)によって料金が変動する仕組みが基本とされており、遠距離・離島宛てなどは比較的高額な帯になりやすい傾向があります。具体的な地帯区分・金額は日本郵便公式サイトでご確認ください。
ゆうパック80サイズの送料はいくらですか?関東発で持込割引(1個120円)を適用した場合、県内1,030円、東北・関東・信越・北陸・東海1,200円、近畿1,320円、中国・四国1,460円、北海道・九州1,760円、沖縄1,870円です(税込、2026年10月1日現在)。差出元が関東以外の場合や、割引の使い方によって金額は変わります。
ゆうパックの送料を安くする方法はありますか?日本郵便の割引として、ゆうパックスマホ割(1個180円)、持込割引(120円)、郵便局受取割引(100円)、同一あて先割引・複数口割引(各60円)、継続利用割引(運賃の10%)があります。スマホ割は持込割引・同一あて先割引・複数口割引と併用できません。サイズを1区分小さくする梱包の見直しも有効です。
発送代行を使うとサイズ区分の管理も任せられますか?はい。メールカスタマーセンターのような発送代行サービスでは、自動梱包機とWMSにより商品ごとに適した梱包サイズを判定・処理できるため、サイズ区分を意識した梱包作業を人手に頼らず運用することが可能です。あわせて大手3社や路線便・チャーターまで含めた配送手段の使い分けもご提案でき、ゆうパック60サイズが東京発〜中国・四国エリアで400円〜になるケース(一定の条件を満たす場合の料金。※2026年7月時点。条件により変動する場合があります)を含めたコスト最適化の相談が可能です。

※記載の料金は目安です。ゆうパケットの当社特約は税込・目安で、1cm 160円〜/2cm 176円〜/3cm 204円〜(通常360円)。荷物の条件・数量・時期により変動し、最終的な金額は個別のお見積もりで確定します。

関連:物流支援(EC物流アウトソーシング) / グッズ・小物の発送代行

この記事の執筆・監修

メールカスタマーセンター編集部(メールカスタマーセンター株式会社)
年間3億通のDM・郵便物の発送を手がける発送代行会社として、日本郵便の特約契約にもとづく実務経験をもとに執筆・監修しています。
公開日:2026年7月29日

RELATED SERVICE

DM発送代行

ゆうメールの特約料金で、印刷から発送までまとめてお引き受けします。

サービスを見る

この記事をシェアする

facebookにシェア twitterにシェア