ゆうパケット・ネコポス・ゆうメールの違いと使い分け|料金比較

「小型商品を一番安く送れるのはどれ?」
「ゆうパケットとネコポス、ゆうメールは何が違うのか」
「追跡やポスト投函の有無で迷っている」

EC通販や定期発送を運用する事業者から、こうした相談を多くいただきます。

ゆうパケット・ネコポス・ゆうメールは、いずれも宅配便より安価にポスト投函で送れる小型発送サービスですが、サイズ上限・追跡・信書の可否・料金の決まり方が異なります。選び方を誤ると「送れない」「割高」「届かないクレーム」につながりかねません。

本記事では、この3つの配送方法の違いを比較し、商品や用途に応じた使い分けの考え方を整理します。ゆうパケット単体の詳しい解説はゆうパケットとは?料金・サイズ・活用例もあわせてご覧ください。

3つの配送方法をひと目で比較

まずは全体像を表で確認します。ネコポスはヤマト運輸、ゆうパケット・ゆうメールは日本郵便が提供するサービスです。提供事業者が異なるため、サイズ規格や料金体系もそれぞれ違います。

項目ゆうパケットネコポスゆうメール
提供日本郵便ヤマト運輸日本郵便
主なサイズ上限長辺34cm・3辺合計60cm・厚さ3cm角形A4(約31.2×22.8cm)・厚さ3cm規格内 最大34×25×3cm 程度
重量上限1kg以内1kg以内1kg以内
配達方法ポスト投函ポスト投函ポスト投函
追跡ありあり原則なし
信書不可不可不可※
中身の制限荷物(書籍・物品)荷物(書籍・物品)冊子・印刷物・CD等が中心
料金の決まり方厚さで段階全国一律(契約による)重量で段階

※信書の取り扱いは内容物によって判断が分かれます。いずれの方法も信書は送れないため、案内状や請求書など信書に該当しうるものを同送する場合は事前確認が必要です。詳しくは信書だとゆうメールで送れない?を参照してください。各規格・料金は変更される場合があるため、最新の条件は個別にご確認ください。

3つの決定的な違い

① 中身が「物品」か「印刷物」か

最も大きな分かれ目は中身です。ゆうメールは冊子・印刷物・CD・DVDなど「印刷物・電磁的記録媒体」が中心で、一般の物品(化粧品・サプリ・雑貨など)は対象外です。一方、ゆうパケットとネコポスは物品を送れるため、ECの商品発送に向きます。

会報誌・カタログ・パンフレットといった冊子類はゆうメール、化粧品やアパレル小物などの物品はゆうパケット/ネコポス、と覚えると整理しやすくなります。

② 追跡の有無

ゆうパケットとネコポスは追跡番号で配送状況を確認できます。EC通販では「発送通知」「お届け済み」をシステムに反映でき、未着問い合わせへの対応もスムーズです。ゆうメールは原則として追跡がないため、追跡を重視する発送には不向きです。

「届いていない」というクレームの可能性を下げたい商品ほど、追跡ありのゆうパケット/ネコポスが安心です。

③ 料金の決まり方

ゆうパケットは厚さ(1cm/2cm/3cm)で段階的に決まります。ネコポスは契約に基づく全国一律料金が基本です。ゆうメールは重量で段階的に決まります。

つまり「薄くて軽い物品」はゆうパケットやネコポスが、「ある程度ページ数のある冊子」はゆうメールが、それぞれコスト効率で有利になりやすい、という傾向があります。発送物の形状と重量を踏まえて選ぶことが、コスト最適化の第一歩です。

料金の目安と注意点

当社(メールカスタマーセンター)は日本郵便と大口割引の特約を締結しており、特約単価でゆうパケット・ゆうメールを発送できます。下表はあくまで目安です。実際の単価は数量・仕様・条件で変動するため、個別見積で確定します。

ゆうパケット 厚さ通常定価(税込)当社特約(税込・目安)
1cm以内250円155円〜
2cm以内310円170円〜
3cm以内360円195円〜

※上記ゆうパケットの料金は税込表記です。一方、ゆうメールをはじめサイト内のその他の発送料金は税別の目安表記であり、確定単価ではありません。税込・税別が混在しますのでご注意ください。

ゆうパケットは通常360円(3cm)のところ約195円〜となり、最大で約45%のコスト削減が見込めます(最大約45%減は厚さ2cm以上での目安。1cmは約38%減)。ゆうメールについても、定形外郵便(規格内)100g以内 通常190円に対し、当社特約で63円〜/通(最大36×25×3cm以内)と、約65%減の目安となります(※)。いずれも数量や条件により変動します。

用途別の使い分け

送りたいもの向いている方法理由
化粧品・サプリ・アパレル小物ゆうパケット/ネコポス物品OK・追跡あり・薄物は低単価
食品・ペット用品のサンプルゆうパケット/ネコポス物品OK・ポスト投函で受取側の負担が小さい
会報誌・社内報・カタログゆうメール冊子・印刷物が対象でコスト効率が高い
教材・専門書ゆうメール/ゆうパケット厚さ・重量で有利な方を選択
会員証・ポイントカード等ゆうパケット追跡で到達を確認しやすい

商品(物品)かつ追跡を重視するならゆうパケットまたはネコポス、冊子・印刷物中心ならゆうメール、というのが基本的な使い分けです。発送物の形状・重量・点数によって最適解は変わるため、迷う場合は条件を整理したうえでご相談ください。具体的な物品発送の運用は物品発送代行のコラムも参考になります。

発送代行を使うメリット

3つの方法を自社で使い分けるには、各サービスの規格・契約・梱包・差出の手間がかかります。当社では、当社のゆうパケット発送実績(年間280万個超)を背景に、梱包・封入・ラベル印字・区分・差出までを一括で代行します。

さらに在庫管理や定期発送にも対応するため、EC通販の継続的な出荷や会員向けの定期送付もまとめてお任せいただけます。発送量がまとまるほど特約単価のメリットが効くため、「どの方法が自社の商品に最も適し、最も安いか」の設計段階からご提案できます。

EC物流全体の効率化についてはEC物流支援もご覧ください。ゆうパケットの発送手順や条件はゆうパケット発送のページ、概算は料金シミュレーターでご確認いただけます。

まとめ

・ゆうパケット/ネコポス=物品を送れて追跡あり。EC商品向き
・ゆうメール=冊子・印刷物が中心。原則追跡なし、重量で料金が決まる
・料金はゆうパケットが厚さ、ネコポスが一律、ゆうメールが重量で段階的に決定
・いずれも信書は送れないため、信書に該当しうる同送物は事前確認が必要

商品の中身・追跡の要否・形状とコストを踏まえて選ぶことが大切です。最適な発送方法の設計から見積もりまで、お気軽にメールカスタマーセンターまでご相談ください。

※「約65%減」は、定形外郵便(規格内)100g以内 通常190円に対し、当社特約ゆうメール 63円〜/通(最大36×25×3cm以内)で発送した場合の比較目安です。数量・仕様・条件により変動し、確定単価は個別見積によります。

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